羽咋郡から東芝のノートパソコンお持ち込み頂きました。
型番はdynabook BX/67VGです。
ご相談の内容はとにかく起動が遅く起動してもまともに動作しないとの事。
おそらくハードディスクがネックになって動作が遅いものと思われます。
状況確認
早速パフォーマンスで現状を確認。
HDDが100%の状態でCPUがほとんど動いていません。
メモリも４GBでは少ないです。
ハードディスクの性能の限界です。
今回お客様にはハードディスクのSSDへの交換とメモリの増設でご依頼頂きました。
ただそれにしても遅すぎる気がします。。。
ハードディスクの不良の可能性もある事をお伝えすると写真のデータだけな何とか保護して欲しいとの事です。
早速お預かりしてみてみます。
ハードディスクチェック・データバックアップ
まずはカバーを外してハードディスクを取り出します。
東芝製の１TBハードディスクです。
メンテPCに接続し状態をチェックするとやはり不良セクタが発生していました。
結果的には完全に壊れる前で良かったです。
損傷は軽度だった為、大事な写真のデータも問題なくバックアップ出来ました。
SSDクローン作製
そしてSSDへクローン作製。
不良セクタは2,393個。
問題のない範囲内です。
クローンSSD装着・動作確認
作成したSSDを取り付けて起動。
起動もスムーズになりディスクのパーセンテージも落ち着きCPUも動作するようになりました。
後はメモリを４GBプラスし合計で８GBにして作業終了です。
起動後のストレスも無くなりフリーズする事も無くなりました。
ディスク100%の状態でSSD交換をご依頼頂く際はハードディスクに不良があるケースも時々ありますので、その場合はいきなりクローンを作成する前にデータを確保するのが大切と思われます。
■SSD交換 １TB・メモリ増設＋４GB 33,000円（部品代、税込）※修理作業当時の価格となります。
コメント