いつも大変お世話になっている金沢市内の法人様より、ビジネスシーンで大活躍中のノートパソコン「Lenovo ThinkBook 14 G2 ITL」の修理をご依頼いただきました。

「社内で使っている同型機が、次々とヒンジ不良を起こしてしまって……」とのことで、今回は3台まとめて同時にお持ち込みいただきました。
実はこの機種、スタイリッシュな反面、ヒンジ部分に負荷がかかりやすい構造になっており、同一オフィス内で同様のトラブルが連鎖的に頻発することがあります。さらにそのうちの1台は、ヒンジが壊れた状態で無理に開閉を試みたため、液晶画面まで割れてしまっていました。今回は3台すべてのヒンジ修復と、1台の液晶パネル交換をまとめて施工いたします。
症状の詳細
お預かりした3台のThinkBookを確認すると、いずれも液晶画面を開閉する際の支点となる「ヒンジ(蝶番)」の内部固定パーツが完全に破断していました。




- 3台共通:液晶がグラグラして自立しない、開閉時にバキバキと異音がする
- 3台共通:カバーが浮き上がって内部の配線や金属パーツが見えてしまっている
- うち1台:ヒンジ破損の負荷により、液晶画面が内部で割れて映らない

このような状態では、とても普段の業務には使えません。また、ヒンジが壊れたまま強引に画面を開け閉めすると、液晶パネルに想定外の圧力が加わり、内部で液晶が液漏れしたり画面が映らなくなったりする二次被害に繋がります。今回液晶が割れてしまった1台も、まさにこれが原因でした。他の2台も画面が割れてしまう一歩手前の危険な状態でした。
修理方針
メーカーに修理を依頼した場合、3台分の液晶側カバー(トップケース)をごとごっそり交換するケースがほとんどです。しかし、それでは高額な部品代が3台分かかる上、根本的な構造が変わらないため「数ヶ月〜1年でまた同じように壊れてしまう」という再発のリスクが残ります。
そこで当店がご提案し、こちらの法人様にも毎回ご指定いただいているのが「ボルト固定修復」です。
これは、液晶カバーに精密な穴あけ加工を施し、金属製のボルトとナットでヒンジを外側から直接挟み込んで強固に締め付ける工法です。
【ボルト固定のメリット・デメリット】
- メリット: プラスチック樹脂による固定とは比較にならないほどの圧倒的な強度を誇り、今後の再発をほぼ完璧に防げます。また、部品交換を行わないため、3台まとめての修理でも費用を大幅に抑えられます。
- デメリット: 天板(カバーの外側)に小さなネジ頭(ボルトの頭)が露出します。
見た目に若干の変更は出ますが、ビジネスユースにおいて「二度と壊れない頑丈さ」と「低コスト」は非常に大きなメリットとなります。
作業工程
プロの修理技師による、3台それぞれの丁寧で確実な作業の裏側をご紹介します。
ヒンジのトルク(硬さ)調整と動作確認 そのまま組み立てるとヒンジが硬すぎて再破損の原因になるため、3台すべての左右のヒンジの固さを絶妙なバランスに緩める調整を行います。最後に、全台何度も開閉テストと画面の表示テストを行い、すべてスムーズに動作することを確認して完了です。
3台すべての本体分解と破損状況の確認 パソコン本体および液晶側をすべて丁寧に分解し、破損したプラスチック破片や内部に干渉するゴミをすべての機体から徹底的に取り除きます。
液晶パネルの交換(対象の1台のみ) ヒンジの負荷によって割れてしまっていた1台の液晶パネルを取り外し、新品の高品質な液晶パネルへと交換します。
3台すべての精密穴あけ加工とボルト締め それぞれの天板の強度計算を行いながら、ヒンジのネジ穴と完全に一致する位置へ正確に穴をあけます。M2.5規格の強固なボルトとナットを使用し、緩みが出ないよう適切なトルクで3台とも締め付けます。
天板外側のボルト処理 天板側に露出するボルト・ナットは、引っかかりや怪我のないよう安全に処理し、ビジネスシーンでも違和感の少ないスマートな外観に仕上げます。





今回の修理ポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
| 症状 | 液晶側ヒンジの破損による開閉不能(3台)、うち1台は液晶画面の割れ |
| 原因 | 内部の樹脂製ビス受けの経年劣化および構造的負荷による破損 |
| 内容 | 3台すべてのトップカバー穴あけ+ボルト・ナット固定、うち1台の液晶パネル交換 |
| 結果 | 3台すべてが新品時以上の頑丈さでスムーズに開閉可能に。液晶もクリアに復活 |
修理費用について
- ヒンジ修復(ボルト固定): 12,000円 × 3台 = 36,000円(税込)
- 液晶パネル交換(1台分): 32,000円(税込・部品代込)
- 合計費用: 68,000円(税込)
※価格は修理作業当時のものです。部品の流通状況や機種により変動する場合があります。
Lenovo製PCのヒンジトラブル、繰り返す前にご相談ください
LenovoのThinkBookやIdeaPadシリーズをはじめ、近年の薄型ノートパソコンは構造上ヒンジ部分に非常に大きな負荷がかかります。
特に法人様で同じ機種を複数台運用されている場合、今回の事例のように1台目が壊れると2台目、3台目と連続して発生するケースが非常に多いです。「最近画面を開くときに少し固い気がする」「片側のカバーが浮いてきた」というのは、大惨事になる前の危険信号です。完全に壊れて液晶画面まで割れてしまうと、その分の修理費用が上乗せになってしまいます。
当店では、メーカー修理の半額以下のコストで、かつメーカー交換よりも頑丈に直す技術があります。社内で同型機のヒンジトラブルが頻発してお困りの管理担当者様、ぜひ一度当店へご相談ください。複数台の同時お持ち込みはもちろん、全国からの宅配修理にもスピーディーに対応しております!
パソコンのトラブル・大切なデータ復旧ならお任せください!
パソコンドクターPCRサービスでは、突然のパソコントラブルやデータ消失のお悩みを、迅速かつ丁寧に解決いたします。 最新のWindows 11・Windows 10の修理はもちろん、起動しなくなった古いWindowsパソコンからのデータ復旧も得意としております。
【当店の3つの安心】
- 基板修復も行う技術力:他店で断れるような基板修復対応しており修理はもちろん基板不良によるデータ復旧も可能です。
- 全国宅配修理に対応:ご来店が難しい方も、全国どこからでもご依頼いただけます。
- 故障個所を詳細にご報告:不具合個所を画像付きでご報告し修理作業の透明性を重視させて頂いております。
■ LINEで簡単にお問い合わせ(おすすめ)
「とりあえず今の症状を相談したい」「エラー画面を見てほしい」という方には、LINEからのお問い合わせが最もスムーズでおすすめです。 スマートフォンからいつでも手軽にご相談いただけます。トラブル時の画面の写真や動画をそのまま添付していただければ、より的確な診断とご案内が可能です。
■ Webからのお問い合せ(24時間受付)
詳細なご相談や、パソコンのスペックがお分かりになる場合は、専用のWebフォームをご利用ください。 よりスムーズに解決策をご案内できるよう、リンク先のフォームでは以下の情報をお伺いしております。事前にメモ等でご確認いただけますと入力が簡単です。
【フォーム入力の目安・ご準備いただくもの】
- お客様情報(お名前・メールアドレス・電話番号・ご住所)
- パソコンのメーカー名(富士通、NEC、東芝、DELL、HP、Lenovo など)
- パソコンの型番(本体の裏面や側面のシールに記載されています)
- OSの種類(Windows 11、Windows 10、または古いバージョンのWindows)
- 現在の詳しい症状(例:「突然電源が入らなくなった」「異音がしてデータが見られない」など)
※お問い合わせに関するご注意事項 当店からのご返信メールが、迷惑メールフィルターなどの影響でお客様へ届かないケースが増えております。フォーム送信後、3日経過しても当店からの返信がない場合は、大変お手数ですがLINEまたはお電話にて直接ご連絡をお願いいたします。
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